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2011年1月15日 (土)

エレジー(1)~2008.8.27の記事~

「エレジー」
作品3ー5
ラフマニノフ作曲


ロシア人は、その悲惨な歴史ゆえに、アイデンティティを求め、憧れと怯えを心に秘めている…
H・K先生に初めて「エレジー」のレッスンをして頂いた時に、言われた言葉です。テクニックではなく、真実を求めるロシア人の心・魂がこの曲を弾かせる…
「エレジー」はお墓の側で、亡くなった人のことを思い、悲しみ、心を痛める、その思いを歌で表したものです。嘆くようなメロディーでありながら、心は落ち着いているのです。ロシアの果てしなく続く景色・闇…左手のオクターヴは深く暗く、8分音符はメロディーのように歌うのではなく、ハーモニーとして捉えます。右手は左手とは別世界の音、心からの訴えの第一音からメロディーが始まります。

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