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2011年1月29日 (土)

エレジー(4)~2008.9.5の記事~

「ここからがラフマニノフのロマンの最たるもの」

41小節目からの中間部は、ガラリと雰囲気が変わります。中心人物は左手となり、太いバリトンの響きのように説得の言葉を歌っている…右手の和音は只美しく、鳥が空を舞うような自然な自由な響きで…55小節目の右手の3連符は自然に歌うと平均ではなくなるのだと、H.K先生は仰っていました(あくまでも自然に歌うことによる不均衡です)57小節目の右手のBは宇宙的な響きが要求されます。59小節目の3拍目から61小節目の1拍目まではやや明るく、女性のアリアのように歌われます。私が小さい頃から今までずっとレッスンして頂いているA.M先生は「苦しみの中での唯一の慰めのように…例えて言うならば、乙女の美しさ、少女の可愛らしさ、一時だけの尊い美しさ」と仰っていました。

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