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2011年2月 2日 (水)

レチタティーヴォとアリア(2)~2010.10.3の記事~

「このAdagioは、受難曲のレチタティーヴォ、エヴァンゲリストの言葉を表現しているように感じられます。長い6小節目まではまだアリアは始まってはいないのです」

この厳粛なmollの音楽が、D先生の解説によって、受難曲の一端のようなイメージとなって私の胸に迫ってきました。教会の中で、チェンバロやパイプオルガンと共に語られる受難の物語…それは美しいだけでなく、悲しく壮麗です。1小節目から全てが正確でなくてはならないのです…とD先生は仰いました。1小節目の右手の4拍目、As~Ges~Gesは天国へと向かう音、そして2小節目の3拍目4拍目の和音には、沢山の秘密が隠されている…

4~6小節目はよりイメージ豊かな場面です。左手のEs~G~B~Des~Eの和音はチェンバロのアルぺジォのような響きです。

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