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2011年4月21日 (木)

幸福の調性(1)~2008.9.25の記事~

J.S.バッハ:
平均律Ⅱ巻17番変イ長調より
プレリュード


「バッハの曲は調性に色があり、調性ごとにキャラクターを持っている。調性はその曲を支配するとさえ言える。調性の意識は奥深く、バッハには不可欠なものである」

中でもAs Durは特に大切な調だとJ.D先生は仰っていました。美しく、幸福感に満ち溢れた調性を示さなくてはならないと…

ベートーヴェンは、平均律を全曲暗譜で弾くことが出来ました。バッハの調性とキャラクターに影響を受け、悲愴ソナタの第2楽章でAs Durを選んだのではないかと言われています。

この17番のAs Durにおいて、サブドミナントDes Durは、この世のものとは思えない程美しく優しく、最愛のもの。ドミナントEs Durは、たっぷりと安定したもの。平行調f mollは弱々しく痛々しいもの、慎重に歌われるべきところ。幸福の調As Durから転調する時は、このようなイメージで…というお話しでした。

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