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2011年5月 9日 (月)

初めての舞台(6)

どのようなピアノかわからないまま会場に赴き、リハーサルの間に出来るだけその状態を把握して臨むしかないのですが、長女はマイペースですので「弾きにくい」と言いながらも、完全に自分の世界の中で、3畳のアビテックスの中にいるように弾いていました。3曲目の自分で作った曲の時だけ、その殻が破られ、会場の隅々まで音楽が行き渡ったような気がします。予定では春休み中に仙台と東京でグランドピアノをレンタルし、違う場所、違うピアノを体験させるつもりでした。私も本番前に、違った環境で長女の音の響きを聴きたいと思っていたのですが、震災後はそれどころではなくなってしまい、10日以上もピアノに触れることなく過ごしてしまいました。その時のことを思えば、今回は出演出来ただけでも良かったのです。次回はそのようなことも頭の片隅に置けるように、準備を進めていくつもりです。

余談ですが、自分の出番を終え、客席で他の生徒さん達の演奏を聴いていた長女が「ショパンって良い曲作るんだね」とヒソヒソ声で言うので吹き出してしまいました。確かに…本当にその通りですが…こんな長女にも、いつかショパンを弾く日が来るのでしょうか。

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