« 輝きと共に(1)~2008.10.27の記事~ | トップページ | 輝きと共に(3)~2008.10.31の記事~ »

2011年6月27日 (月)

輝きと共に(2)~2008.10.30の記事~

左手の、小舟が水面で揺らいでいるかのようなゆったりとした動き…その上に星のようなオクターヴのテーマが乗るのです。シンプルに上昇した後、ダイヤモンドダストのようにキラキラと輝きながら舞い落ちます。この時左手の揺らぎは乱れてはいけません。右手の16分音符の輝きと、8分音符のアクセントを表現しながらも、左手は別人格のようにバスの進行と和音変化を感じながら、水面を乱すことなく美しく進む小舟のように演奏します。続くトリルもまた、水面に反射して煌めく光のように…メロディーとバスの進行を妨げないように…

H.M先生は112小節目から113小節目にかけての右手のパッセージについて「太陽が上昇するにつれて輝きが増すように、このメロディーも上昇と共に光り輝いて欲しい。それが結果的にクレッシェンドになるのが望ましい」と仰っていました。

113小節目の最初の6音はデクレッシェンドですが、輝きと煌びやかさを欲する部分なので、それをメゾ・スタッカートとダンパーペダルで表現して欲しいということでした。

|

« 輝きと共に(1)~2008.10.27の記事~ | トップページ | 輝きと共に(3)~2008.10.31の記事~ »

ピアノ」カテゴリの記事