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2011年6月27日 (月)

輝きと共に(3)~2008.10.31の記事~

先生方の言葉には音楽への崇拝と、凡人の私には想像もつかない程の深い芸術性が感じられました。何よりも素晴らしいのは、そう仰った後に「このように…」と弾いて下さることでした。H.M先生もまた、太陽の上昇のようなクレッシェンドのお話しの後、その部分を弾いて下さったのですが、本当に上昇と共に輝きが増し、頂点の光のところではスローモーションで音色の維持と変化を見せて下さいました。鳴り渡る輝きのフォルテと続く煌めきのデクレッシェンド…そのダイナミックでありながら、繊細な光の強弱を、私は直後に自分も同じ部分を弾かなくてはならないことも忘れて、聴き入っていました。

この曲は3人のロシア人の先生にレッスンして頂きました。H.M先生の音楽はCantabileの部分だけでなく、全てが華やかで光に溢れ、色彩豊か…N.S先生からは厳密なアナリーゼと、両足のペダルの融合を教えて頂きました。この時程ペダルを意識し、また今までいかにペダルを疎かにしていたかということを感じたことはありません。Y.L先生の音楽は愛に満ち溢れ、ヴァリエーション一つ一つの変化を心から楽しんでいらっしゃるようでした。音楽に対する純粋な愛情を、私に示して下さいました。

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