« 内在するテンポ(1)~2008.12.13の記事~ | トップページ | 内在するテンポ(3)~2008.12.16の記事~ »

2011年10月 6日 (木)

内在するテンポ(2)~2008.12.16の記事~

テンポはいつも、偶数で割れる拍子を基準としています。

偶数拍での2分音符(●●)と、4分の3拍子での符点2分音符(●●●)を同じとします。従って3拍子の4分音符は2拍子の4分音符より速くなるというのは、当時の常識でした。このように、テンポは数学的にキチッと決まっており、古典の数学的比率と言われております。モーツァルトは、この比率を非常に大切にしており、ソナタもこの比率での演奏を前提に作られたと考えられています。偶数の拍子の楽章から3拍子の楽章へ移る時は、このテンポシステムに従わなくてはなりません。モーツァルトのソナタを全曲調べてみて下さい…とL先生は仰っていました。

例:モーツァルトのピアノ・ソナタ
C-Dur KV300h(330)

第1楽章の4分の2拍子の2分音符と、第2楽章の4分の3拍子の符点2分音符はイコールとなります。このテンポシステムに従う場合、楽章の間も非常に重要となります。

|

« 内在するテンポ(1)~2008.12.13の記事~ | トップページ | 内在するテンポ(3)~2008.12.16の記事~ »

ピアノ」カテゴリの記事