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2011年10月 6日 (木)

内在するテンポ(4)~2008.12.17の記事~

(1)
調性を見ます。
Durはmollよりも速くなります。Durは早め、対してmollはややゆっくりとなります。簡単な調性か複雑な調性かどうかも、重要な手掛かりです。g-moll等変化記号の多いものは緊張感があり、テンポを落とさなくては表現が出来ないので、控えめにしたほうが良いでしょう。

(2)
音程を見ます。
跳躍を多く含んでいるものは、テンポを落とさなくてはなりません。音楽の音色として表現する為、時間を与えなくてはならないのです。

(3)
和音を見ます。
スムーズに流れる協和音に対して、不協和音は緊迫感がある為、同じテンポでは表現出来ません。

例:平均律第1巻より
C-Durのプレリュードとc-mollのプレリュードを比べてみます。調性がmollであることと、不協和音がふんだんに織り込まれていることから考えて、C-Durよりもc-mollのほうをテンポを落とすべきです。

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