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2012年7月 2日 (月)

エスカルゴバター(3)

鼻先をくすぐられるような香りとは、このようなことを言うのでしょう。噛み締める度に口中に広がるガーリックとパセリの風味…身を取り出した後に残る黄金色のソースも美味しくて、パンにつけて全て戴きました。地方を回ってパリに戻ってきた時、その値段の手頃さと美味しさから、更に二度も食べに行ってしまいました。私達のテーブルの担当の方が三度共同じ人でしたので、さすがに三回目は恥ずかしかったです。きっと「また来た」と思われていたことでしょう。

帰国してから図書館で何冊か専門書を借り、家でエスカルゴバターを作ってみました。基本のバターとガーリックとパセリに、アンチョビを入れるもの、エシャロットを刻み込むもの等、いろいろな種類がありました。我が家ではシンプルなレシピで、エスカルゴが手に入らなかったので、代わりに牡蠣で作ってみました。そこそこ食べられるものにはなっていましたが、あのカフェで食べたものには到底及びません。エスカルゴでない時点で無理なのですが、諦めがつかないので試してみた次第です。いつか子育てが一段落したら、またパリのあのカフェへエスカルゴを食べに行きたいと夢見ています。

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