« 無意識が綾なすもの(3) | トップページ | 仲良し3人組 »

2012年8月29日 (水)

無意識が綾なすもの(4)

H.K先生はこのテーマ部分について、荘厳な建築美、敬虔な信仰のようなイメージをお話し下さっていたのですが、私はおこがましくも、突如閃いた思いをどうしても先生に聞いて頂きたくなりました。支離滅裂になりながらも何とか説明を終え「このようなイメージで弾いても良いでしょうか?」とお聞きすると、H.K先生はニッコリとO.Kして下さいました。

テーマ部分の私のイメージは、そこへ至るまでの13小節の、先生がレッスンして下さったイメージに不思議と調和していました。建築様式のような緻密な美しさ、静かな祈りのようなテーマの終止・・・先生がお話し下さったテーマの中にあって、14小節目に表れたテーマの重なりは、透明な輝きをもって私の胸を垂直に貫きました。ベートーヴェンの理解を深める為に読み始めたカントでしたが、それがユングへと繋がり、バッハのテーマのイメージに重なるとは、思ってもみないことでした。

プレリュード、フーガ共、かなり弾き込み、素晴らしいレッスンをして頂きました。またほんの一小節のみの記事となってしまいましたが、曲全体についても、また改めて書きたいと思います。

|

« 無意識が綾なすもの(3) | トップページ | 仲良し3人組 »

ピアノ」カテゴリの記事