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2012年9月21日 (金)

様々な角度から(1)~2009.1.5の記事~

もう随分と前に聞いた、A.M先生の同じ門下の生徒さんのお話しです。

毎日夜になると出掛けていく彼に、何をしているのかと聞いたところ「月を眺めに行っていた」と答えたそうです。彼は演奏会でドビュッシーの「月の光」を弾くことになっていました。そのお話しを聞いて「素敵だなぁ」と思った私は、自分だったら何処で月を眺めたいと思うだろう・・・実現するかどうかは別として、何処で「月の光」を弾いたら、あのドビュッシーの和音と情景とが溶け合うだろう・・・と考えていました。いつしかそれは習慣となり、曲毎にイメージしては楽しむようになりました。標題付きのものは特にイメージしやすく、それでいて無限に空想は広がります。

或る時、社会人になってからのコンサートでサン=サーンスの「動物の謝肉祭」を連弾することになり、そのリハーサルの時に、初めてその彼に逢う機会がありました。

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