« お菓子の家~2008.12.27の記事~ | トップページ | 音楽と精神 »

2012年9月20日 (木)

新しい朝~2009.1.3の記事~

毎年大晦日から元旦にかけて、主人の実家で過ごすのが恒例となっています。元旦の朝、静けさで誰よりも早く目が覚めました。往来を通る車も全くなく、前日に降った雪が朝日で輝きながら溶かされていく音が聞こえるかのようでした。

とても静かな朝でした。素晴らしい朝でした。今年初めての朝の空気、朝日の輝きを味わいながら、私はこの静けさの中に響くピアノの音を聴いていました。実現することはないと思いながらも、いつも、自然の中でピアノを弾くことを夢見ているのです。

小高い丘の上、満月に照らされたグランドピアノでドビュッシーの「月の光」を弾くことが出来たら、どんなに素晴らしいでしょうか。森の奥深く、精霊が棲まうかのような神秘の湖に、ラヴェルの「水の精」が響く・・・ピアノの音の響きが波動となって水面を揺らす・・・どんなに美しく、霊的でしょうか。

新年の朝「ペールギュント」の”朝”が私の中で響いていました。オーケストラ版はもちろんのこと、ピアノ用に編曲されたものもとても美しく、朝の清々しさに心が洗われるような心地が致します。この輝きの中で”朝”を弾くことが出来たら、体の隅々まで清々しい気で満たされるのではないか・・・そんなことを思った新年の朝でした。

|

« お菓子の家~2008.12.27の記事~ | トップページ | 音楽と精神 »

私の考え」カテゴリの記事