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2013年4月12日 (金)

ペダルの融合(2)~2009.2.18の記事~

そして、一音ずつのペダルですから、踏み込みも極浅いものとなります。オクターヴの一つ一つが、色づくように香り立つように、細心の注意を払い、聴き入りながら踏み替えていますと、オクターヴの響きが本当に美しく、伸びやかに感じられてきます。このテーマが全てオクターヴで歌われているということの意味を改めて感じました。その完全8度という音程故、一つ一つの踏み替えではほんの僅かの濁りも許されません。しかし、その厳格な踏み替えによって、このオクターヴを心から美しいと感じることが出来るのです。

Y.L先生が「オクターヴを弾く時はいつも2声・デュエットだと思って」と仰っていたことが思い出されました。「このオクターヴは幸福に満ち、喜びと共にあるのです」とも仰っていました。それ以来、幸福の音色を探し求めていた私は、N.S先生にオクターヴの響きをペダルで感じることを教えて頂き、心からオクターヴを美しいと感じ、その響きを愛することが、L先生の仰る幸福と喜びに続く道なのではないかと思うようになりました。

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