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2013年4月11日 (木)

焼き立ての香り~2009.2.7の記事~

ドライフルーツを何種類か刻んでブランデーやラム酒に漬け込んだものを、バター生地にタップリと入れて焼くと、贅沢なフルーツケーキになります。彩りにドレンチェリーやクリスタルアンゼリカも入れると、色鮮やかな宝石箱のように切り口が美しくなります。

クグロフ型にマーブル状の生地を入れ、焼きあがったところにブランデーを振りかけると、香ばしい素晴らしい香りが立ち上ります。シュガーパウダーでシンプルに飾り、生クリームを添え、珈琲と共に戴くのは至福のひと時です。

パイ生地を敷き詰めたタルト型に、アーモンドプードルをふんだんに使った生地を流し込み、薄くスライスした洋梨を放射状に美しく並べます。焼き上がる頃には洋梨が生地に程良く馴染み、しっとりとした風合いになります。小さめに切り分け、濃厚な味わいを一口ずつ丁寧に戴きます。

フィナンシェはいつもマドレーヌの型で焼いていました。シェル型のほうが可愛らしくて素敵だと思う、私の好みです。焼き上がるとそれは色濃いマドレーヌのように見えます。アーモンドと焦がしバターの香りが甘く鼻先をくすぐります。

小さい子供が二人いる今、このようなお菓子は全く作らなくなりました。その代わり、市販のミックス粉を使って、子供達と一緒に気軽にお菓子作りをするようになりました。粉類を量る手間もなく、卵と牛乳とバターがあれば、だいたいのものは作れます。

最初に我が家でブームだったのはパンミックス粉でした。プレーンの他、ソーセージやチーズ、さつま芋、チョコチップ等を入れて焼き、昼食におやつにと大活躍しています。

長女のお友達が遊びに来た時は、度々一緒にクッキーを作りました。それぞれが好きに成型し、焼き立てをおやつに戴きます。いろいろな形があるのも、また楽しいものです。

先日は、ミックス粉に豆乳と卵を混ぜてクレープを焼きました。スライスした苺と練乳をのせてクルクルと巻いただけだったのですが、子供達には「お店のみたい!」と好評でした。

子供達と一緒に作るお菓子には、濃厚な味わいも洋酒の風味もありませんが、素朴で暖かい香ばしさがあります。まだ当分の間は、シンプルなお菓子作りが続きそうです。

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