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2013年4月13日 (土)

ペダルの融合(4)~2009.3.6の記事~

フレーズ毎のペダルは、歌う呼吸のような、息吹きを思わせるような、瑞々しく自然なものではないでしょうか。メロディーに寄り添い、常に共にあるようなイメージです。この時、気をつけなくてはいけないのは、デクレッシェンドの場合です。クレッシェンドの時は、ハーモニー外の音があっても、ペダルを或る程度踏み続けることは可能ですが、デクレッシェンドの場合は、全体の響きに特に敏感でなくてはならないのです。ペダルを踏み込んだ状態から、メロディーのデクレッシェンドと共にペダルもグラデーションのように上げていき、ハーモニー外の音に違和感を感じさせないギリギリのところまで浅くすることで、メロディーと伴奏のハーモニーの両方が生かされる、美しいペダリングとなります。

このテーマ部分においての伴奏は、ベースと和音だけの、とてもシンプルなものです。その為ペダルのミスは致命的となってしまいます。

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